室内犬の散歩後の汚れた足どうしてる?めんどくさいけど洗うのがおすすめ
室内犬のお散歩あと「足のお手入れはどうしてる?」「ハンドソープや犬用シャンプーで洗う?」「水でも洗わない?」「タオルや雑巾で拭くだけで十分?」などへ、わが家の例を理由付きでご紹介します。
ウエスティ犬を室内で飼っています。散歩後に犬の汚れた足を洗うのは、めんどくさいと感じることもあります。しかし、室内の衛生面と犬の皮膚への負担を考え、犬用シャンプーで犬の足裏を含む足周りを洗うようにしています。
なぜ室内犬の散歩後汚れた足を洗う?
室内犬の散歩後の汚れた足を洗うのは、犬が足を洗わずに家の中を歩き回るのは不衛生だからです。
犬がお散歩するのは、土汚れがつくところもあれば、拭けば汚れが落ちそうな道のこともあります。しかし、外には虫がいたり、動物のおしっこやうんちが付着していたり、除草剤が撒かれていたりする可能性もあります。
そのような汚れが犬の足裏の肉球や毛についた状態で放置すると、犬が足を舐めることに加えて室内の衛生面で心配です。家の中が汚れたり、虫がわいたり、変なにおいがついたりするリスクも高まります。
もちろん、散歩のたびに足を洗うことで肉球が乾燥しやすくなることも考慮してお手入れする必要はあります。
外飼いや人間と犬の生活エリアが異なる場合は毎回足を洗う必要はないかもしれません。しかし、人間と犬が室内で一緒に暮らす場合は、できる限り清潔な状態を保つために互いに歩み寄りが大切です。
わが家の犬の散歩後のお手入れ方法
わが家では、お散歩あとの汚れた犬の足は、犬用の肌に優しいシャンプーを泡立てて洗い、タオルで水気を取ってからしっかり乾かしています。
肉球がカサカサしている場合は保湿クリームでケアします。
犬の足のお手入れで用意するもの
- 肌に優しいシャンプー(犬用)
- 泡立てネット(ダイソーのソープインホイッパーがおすすめ)
- 吸水力の高いタオル(エアーかおる等)
- ドライヤー(できれば犬用)
- 保湿クリーム(FUREAi・パナズーパウケアクリームなど犬が舐めても大丈夫なものが安心)
- (できれば肌に良いシャワーヘッド(リファのファインバブルやミラブルzero など))
ポチップ
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人間用のドライヤーは犬用よりも温度が高いため、犬用ドライヤーを使った方が良いようです。
わが家では以下のDUZのハンディーでも置いても使える2wayドライヤーを使っており、風量も温度も調整できるのでとても重宝しています。
MAX風量では音が大きいですが、風量を弱めればそこまで気にならずに使えます。(うちのウエスティ犬はビビりで大型車が通る道は嫌がる割に、このドライヤーのMAX風量の音は特に嫌がりません。)
人間用のドライヤーでも、タオルドライをしっかりしてドライヤー時間を短縮する、手で温度を確認しながら離して使う、冷風で乾かす、で解決はします。しかし、わが家の人間用ドライヤーでは、冷風で風力が弱いと完全に乾かすためにはどうしても時間がかかるので、小型犬にも使いやすい犬用ドライヤーを導入しました。
犬用ドライヤーの中に、小型犬には強風すぎたり、音が大きすぎてわんちゃんが怖がってしまったりするものも、あるので、口コミを確認して購入することをおススメします。
犬の足の洗い方
- 犬の足裏も甲も含めて足回りをしっかり濡らす
- 犬用シャンプーを泡立てネットでよく泡立てて犬の足を泡で洗う
- シャワーで各足をよく流す
濡れた犬の足の乾かし方
- 犬の各足の水気を手で絞る
- あくまでも足を圧迫しすぎないように優しく軽く余分な水を払う程度でOK。
- エアーかおるでよく各足の水気をとる
- 濡れた箇所を拭くというよりタオルで水を吸収することを意識するのがポイント
- 足1本ずつタオルを何重かに巻き付け、上からぎゅっと優しく水を絞り出します
(何重かに巻き付けることで犬の足を過剰に圧迫せず、水分だけ吸収できます)
※吸水力にかなり優れており、拭くだけで半乾きの状態に持っていけるのでドライヤーをかける時間を短縮し過度の乾燥も回避できます。
- ドライヤーの温風~冷風で完全に乾かす
- 犬から10cm程度ドライヤーを離し、ドライヤーを振りながら全体を乾かします
寒い時期は、少々離れた場所からヒーターをつけてドライヤーで乾かすと更に早く乾きます。この方法で洗い始めてから犬の肌荒れが落ち着きました。
一度起こした肌荒れは洗い方の改善に加えて、光線療法も使いました。
ドライヤーも定期的にお手入れ
ドライヤーで犬の毛を乾かすと、ドライヤーの吸込口に舞い散った犬の毛が張り付きます。定期的にフィルタの目に毛や埃が詰まっていないか確認し、あれば取り除くことが大切です。
犬の足の保湿
犬の散歩後の汚い足を洗った後は定期的に保湿クリームも塗り、乾燥防止にも気を付けています。ちなみに、猫の鼻にできた傷もこの保湿クリームで治したことがあります。
↓肉球ケアに関する詳しい情報やおすすめの保湿クリームを紹介
失敗した犬の足のお手入れ方法
初代のウエスティは散歩後にハンドソープやせっけんで足を洗っても問題なかったので、2代目の子犬も足やおしりが汚れた時は同じように洗ったところ、おしり周りや足の付け根に肌荒れ発生。
何度も洗うと皮膚に良くないのは確かで、洗い方も気を付けるべき、と身をもって知ったので、今は前述の犬用の肌に優しいシャンプーを使っています。
散歩後の汚い足を洗わずタオルで拭くだけで十分?
「散歩後の汚い足も洗わずに乾いたタオルで拭くだけで十分」や泥等の汚れが気になる場合は水で洗えばOKという記事が散見されます。しかし、どんな汚れや菌がついたかわからない足が、乾いたタオルや水だけできれいになるとは思えません。
室内で飼っている犬の汚れた足は、肌に優しい犬用シャンプーを使い、できる限り負担を抑えながらケアしてあげることが人間も犬も快適に暮らすために大切です。
一度水洗いを試しましたが、汚れも臭いも取れませんでした。ウエスティはホワイトテリアという白い毛の犬なので余計に汚れが目立ちます。
手軽な犬の足のお手入れアイテム
ほんの数分汚れにくい場所にいた場合は、犬の足をアルコールの入っていないボディシートで拭くだけのこともあります。過剰に犬の足を洗うのはめんどくさいだけではなく、肌にもよくありません。
ノンアルコール除菌シート
掃除にも使え、家のあちこちにあると便利なので、お徳用商品を買っています。
ボディタオル
大判シートで犬が舐めても大丈夫なのがうれしい。小型犬の足のお手入れだけでなく、全身に使えます。ハウスダストや花粉ケアにも◯。
犬でも花粉症に悩まされる子はいるので、散歩後にこのシートで拭いてあげると良いですね。
おしりナップ
肌が弱い犬にもおススメ!おしりだけでなく、犬の足がそんなに汚れていない場合に使います。
大容量でお散歩中うんちが柔らかくて毛についてしまってもすぐに落とせるのでとても便利です。
犬の荒れた肌の改善方法
肌荒れした部分は光線をかけて治しました。うちのウエスティ犬は猫と違って、光線をかけはじめるとウトウトし始めて寝てくれるので、大人しく必要な時間かけられます。
まとめ
室内犬の散歩後は、家の中の衛生面も考慮して、毎回汚れた足を洗うのはもちろんのこと、よく乾かして保湿をしてあげましょう。
確かに、散歩の後に足を洗うのはめんどくさいかもしれません。しかし、洗って乾かすのは意外とそんなに時間もかからず、犬とスキンシップが取れ、足裏にある肉球や指間状態を自然とチェックできるので一石二鳥です。
犬の肌へのダメージに気を付けてお手入れしましょう。