犬の気持ちをしっぽの動きから読み取ろう
犬のしぐさで犬の気持ちをきちんと読み取れていますか?
人間の行動と犬の行動とでは意味が異なる場合があるので注意が必要です。
今の我が家のウエスティ犬は2代目なので先代のウエスティ犬よりは多少気持ちにもゆとりがあるので色々観察しながらしつけをできるようになりました。
先代のウエスティ犬の時は犬を飼うこと自体が初めてで何をすべきなのか、なぜこのような行動をするのか全然わかりませんでした。
もちろん、同じ犬種でも性格は異なるので1匹1匹犬を観察しながら合うしつけ方法を実践しないといけないということを考える余裕さえありませんでした。
そのため基礎が書いてある本の通りにしつけをしたり友人のドッグトレーナーさんのところで聞いた話をなんとなく真似したりしていました。
(今よりネットで情報がとりにくかったとのもあります。)
しつけが全然うまくいかなくても犬が悪いからだと思ってしまっていたり、もう無理だとあきらめてしまったり。
今考えれば犬の【しつけ】の順守を先行しすぎて無駄に厳しくして余計に関係が良くなかったからなのかもしれないと反省しています。
そもそも先代のウエスティ犬が子犬の時どうしていたか必死すぎて忘れてしまいました。
今は新たに子犬の育て方の情報を調べながらしつけをしています。
まず第一に犬の様子を観察することを忘れないようにしています。
本に書いてあってもうちの子にはこのしつけ方法では合っていないなと思えば別の方法を探ったり、これはやらせなくても良いなと思えばそれは避けたり。
手探りながらも無駄に叱ってしまうこともなく関係性も良いまましつけができていると思います。
先代のウエスティ犬の時に観察しなさ過ぎて気づかなかったのですが、犬はしっぽの動きでもまず感情を表しています。
ただし、しっぽの動きでの犬の気持ちに関しては諸説あるのかサイトや本で様々です。
また、しっぽの動きだけでは感情は読み取れないので頭の高さ、体全体の重心、ひげの位置、耳の向き、口の緩み具合、目の向きなど、体の隅々まで観察することが大事になるようです。
各行動の大枠の可能性を知って愛犬と向き合っていただけたら良いかなと思います。
犬のしっぽの動きが表している犬の感情
犬のしっぽが上がっている
興奮の表れ。
うれしい時もあれば怒っていることもあります。
犬のしっぽが水平になっている・ピンと張っている
集中したり、何かに注目しています。
犬のしっぽが下がっている・足の間に巻き込む
主に集中・中立・警戒・緊張・恐怖の表れです。
足の間に巻き込んでいるのは警戒や恐怖によるためで、かなりの緊張状態にあります。
しっぽが下がっていたり、足の間に巻き込むのは「怖くて動けない」「敵意はない」といったサイン。
相手がその場から離れなかったり近づいて来たりして逃れられないという状況になると自分を守るために攻撃行動に出ることもあるので要注意です。
犬がしっぽを振る
興奮、気持ちが動いた瞬間です。
しっぽが上がっているときと同様に、攻撃的なときと嬉しいときどちらもありえます。
必ずしも嬉しいわけではないという点が要注意です!
また、服従しているときや相手をなだめようとして低い位置で振ることもあります。
犬が自分のしっぽを追いかけて回る
一見愛らしくおっちょこちょいに見える行動ですが、実は興奮や強いストレスからくるものだと言われています。
犬のストレスは「運動不足」や「静かに休めない」といったことが原因の場合や、病気やケガによる不調がストレスになっている場合があります。
ワクチン接種待ちで散歩に出られない時期にうちの犬もよくやっていた行動です。
散歩に出るようになってから見なくなったので運動不足によるストレスだった可能性もあります。
この行動が見られた時に飼い主が面白がったり反応をすると、飼い主が喜んでくれる行動だと勘違いして助長してしまうことがあります。
しっぽを追いかけて回っている間は無視しておいた方が良いようです。