ときめくライフスタイルを手に入れる手っ取り早い方法は大片付け?
【ときめく】という言葉。
キラキラしていてとても素敵な言葉なんですけどなかなか使うことがありませんでした。
片付けの達人のこんまりさんこと近藤麻理恵さんの本を見て良い表現だなと思ったのでタイトルに使ってみました。
私は少々へそ曲がりな性格で人の言ったことをそのまま受けたり信仰するみたいなことはあまり好きではないので色んな人の言う良い部分や自分に即した部分を頂戴して実践するようにしています。
まずは我流で片付けをスタート。
いつものようになんとなく気が済みましたが、左から右にモノを移動したり、縦の空間を活かすという名の縦積みをしたり汚れいたところを拭いたり。
荷物の量は変わらず端から見たら、この人は何をしていたのだろう?という状態で終了。
これをまた定期的にやるのが通常の生活。
一応自分が何を持っているのかは把握できたのでなんとなく満足してしまう。
さて、今度は達人のお話を聞こう!と以下3冊読んでみました。
こんまりさんの【人生がときめく片づけの魔法】+【人生がときめく片づけの魔法2】
こんまりさんが本の中で紹介していた【捨てる技術】
読んでみて得たこと
- 大事なのは身の回りのものを大事にする気持ち
- 断捨離だけではない
- 使えなくてもときめくなら残しておく
- それぞれのモノの収納場所を決める
- カテゴリごとに片付ける
- イベントとして一気に片付けてしまう
- 片付けと掃除は一緒にはしない
実践した気づき
- 処分は捨てるだけではなく譲ったり活かすこともごみ削減には大事
- 元の状態に戻らなければ何度も片付けしたっていいじゃない
気分もトレンドも年々自分の中で変わるし、片付けることで頭が再整理できる
この本から得た知識と自分で導き出した考えから部屋はスッキリ片付き不要品が何袋も出ました。
こんなに出たのは生まれて初めて。
特に洋服。
タンスに入りきらないものは見直して本当にときめくのか?着るのか?着るとしたらいつ?など自分に問いかけながら進めました。
もう何年も着ていないのにいつか着るに違いない、処分したらもったいない、手放したら後悔するかもしれない、などという気持ちが湧いてくるものがほとんどでした。
しかし、洋服からしてみたら何年も放置しておいておこがましいヤツと思っているかもしれません。
洋服に意思があって動けたらとうの昔に家を出て行かれていたかも。
お勤めを全うしていただいたものにはきちんと感謝の念をこめて処分したりフリーマーケットや無償譲渡したりして物量が見ただけでもわかるほど減り、気持ちもスッキリしました。
今まで片付けたりモノを処分した時には気づけなかった【残したものを大事にするという気持ち】が生まれました。
これは本当に大事ですね。
モノを雑に使っていると物自体に傷がついて見た目も悪くなり自分で傷つけてしまったのに愛着が消えるという負のループになる。
一方、モノを大事にすれば見ていても気持ちが良く、使っていて楽しい気分になれるという不思議。
どのような状態が自分にとって気持ちの良い環境なのかというのは人それぞれ違います。
私は本来周りに何もなくスッキリして広々と場所が使える状態が快適と感じることがわかりました。
面白いことに自分の部屋をせっせと片付けているとその姿を見ていた人も片付け始めたのです。
これは良い連鎖。
使っていなかったものは、もう使わないという諦めがついたり、いつまでも大事にしまっておくよりは使おうと思えたり、これまで謎につまれていた資料がすっかり消えていたり。
家全体がスッキリしてきて快適なのです。
気分が良いと色んなことがはかどったり、たまたまかもしれませんが良い話が回ってきたり、人生がときめく片付けの魔法という言い方があながち無理やりでもない気がしてきました。
帰巣本能のように、一度しまう場所を決めると置く場所を迷うことがなくなり出しっぱなしやどこに入れたかわからなくなるということがなくなりました。
しかし、これまで通勤かばんやいつも使うかばんに財布・ポーチなど入れっぱなしにしていたのでそれを別のところにしまうと、持ち出すときにかばんに移すのをつい忘れてバッグだけもって出かけたことがありました。
皆さんも慣れるまで要注意です。
片付けもある程度気合が必要なのでまずはどんな状態になりたいかなど考えてから始めるとブレなく進められてよいかもしれません。
(これまでは、なんとなく部屋が散らかっているという理由だけで片づけを始めてやっているうちに違うことに気が取られて片付けをしていたことさえ忘れて終了なんてこともよくありました…)
まとめ
片づけは今の自分と向き合うよい時間でもあります。
目的や完成した姿を思い描いてからそこに向かって最短で動くことによって片づけたあとのキレイな環境を手に入れる以外にも良い流れを引き寄せられるのかもしれません。
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